脚本・演出・振付:三浦克也 / 音楽:大澤紀彰

「医療は奉仕であり、全ては患者さんの為に」



この言葉に疑問を持つ人は少ないだろう。むしろ当たり前だと感じる。
  しかし、現在の医療ではその当たり前の事がなかなか出来ない。
医者はあまりに忙しく、看護士もまた、診察介助、採血やカルテの作成から食事の配膳まで…
激務に追われ、心のこもった介護には程遠い現状。
ここ武蔵野白百合病院も例外ではなかった…。

そんな中、この病院に院長として赴任してきた岡田誠は病院内改革を始める。
「看護婦をベッドサイドへ」・「環境の整備」・「病院食の時間変更と改善」、
そして何よりも全職員に「医療は奉仕である」ことを訴える。
だが前院長の息子・石井孜は「ただの理想主義だ、一朝一夕に出来るわけがない」と抗議。
もちろん石井だけでなく、誰もが無理だと感じていた。
しかし病院は変わっていく。患者さんとの心の交流が看護婦を変えてゆき、
医者をも変えていく。それでも石井はかたくなに心を閉ざしていた。
「現実は甘くない」と…。

一読すると堅く暗そうですが、現代医療問題を笑いと涙で贈るミュージカル大作!
2000年の東京芸術劇場での当作品初演はTheaterJapanの発足のきっかけともなった。

「Blue Plate Special…ブループレートスペシャル」とは。


仕切りのついたお皿のことをBluePlateといい、欧米では病院食という意味でも使われています。
辞書を引くと「BluePlateSpecial=肉と野菜からなる特別価格のメインコース」などとありますが、
本作では純粋に、「最高の病院食=豪華幕の内弁当」…いわゆる「なんでもあり?!」という意味合いで
使っています。この武蔵野白百合病院で起こる人間ドラマこそ、Blue Plate Specialというわけです。

キャスト



岡田誠………… 夏 夕介
石井孜………… 山田敦彦
河井房江………葛城ゆい
大島真一………川本昭彦
石井宗一郎……三本和宏
石崎一枝………畑ヶ山友美子
井上葉子………市村敬恵子
今井文子………大岩かおり
松井千春………権藤あかね
柳千曲…………今津朋子
尾島佐知子
南大輔…………奥住昌敏
石垣誠…………本村友之
堀内仁…………藤原規生
小峰ちまき……安井沙樹
       板野瑞姫
小峰恵子………はさば幸代
薮内麻代………宮下美和
河井雅美………布川葉月
       澤田祥子
高崎喜久江……日高達也
横山景子………中村瑞希
唐沢良恵………多賀三剛
安達涼子………大野真由美
万福清美………沖綾子
市村ゆい………鈴木ハルミ
清水玲子………吉田美千代
池田敏子
川端伸吉………滝川博之
川端純子………池田敏子
吉田美千代
大友陽子………中谷真希枝
歌代里絵………牧やよい
坂上健太………松田真一
佐藤淳…………佐藤進一
*初演時キャスト